それほど悪いうわさも聞かないので、重い腰を上げてWindows 11に更新した。40分ほどかかって無事に終了し、特に問題なく更新されたようだ。インストール中の画面が文字化けして不安になった。よく使うアプリもちゃんと動き、日常的な作業はを無事にこなせて安心した。環境の再構築を懸念していたWSLもだいたいそのままだった。

ほとんどの設定が引き継がれているようで、設定し直しが必要なことはあまりなかった。送るフォルダーの中身と休止状態への移行時間が初期化されてしまったくらいだ。タッチ・キーボードがちょっと押しやすくなり、よく使うようになったためうれしい。新生メディア・プレーヤーは名前が変わっただけでも褒めたいが、普通さが極まってきており気軽に使える。

タスク・バーはすぐさま左揃えにした。画面左端からのスワイプがウィジェットになってしまい、タブレット・モードでタスク・ビューが出しづらくなった。しょうがないのでタスク・ビューのボタンをタスク・バーに追加している。また、画面右下のネットワークや、サウンド、バッテリーがクイック設定に統合されてしまい、音声出力先の切り替えなどに1手間増えてしまった。

Windowsセキュリティが開けなかったが、PowerShellから直せた。スタートのすべてのアプリに表示されているMicrosoft Teamsも開けず、アンインストールもできなかったが、タスク・バーに追加したチャット・ボタンから一度起動して初期化を終わらせたところ、アンインストールでき、すべてのアプリからも消えた。Power Automateも一度インストールしてからアンインストールすると、Windowsツールから消えた。

WSLでは(また)名前解決が出来なくなったが、単に/etc/resolv.confが消えていただけだった。/etc/wsl.confでgenerateResolvConf = falseにしていたが、自動生成に戻して様子を見ている。ダメだったらchatter +iして、削除できないようにするしかなさそうだ。