ウェブでもちゃんとカーニングしたい的な話を最近よく見るようになった。フォントのカーニング情報がない! とか、あってもブラウザーで使えない! とか、出来るようになったかと思ったら出来なくて辛い……みたいなことを受けての魂の叫びか。それを古き良き感じにマークアップを追加して手動でやるのが結局は良さそうというA Manual Kerning Method for the Webを読んだ。
どうせやるならこの方が良いとは思うけど、後のことを考えるとマークアップ追加するのはなぁ……という感じでもある。和文ではやった方がより良いけど、作業量が膨大になりすぎるのもある。参照記事で挙げられてるkerning-pairs
プロパティーみたいなのも、この値何行書けば良いの。
optimizeLegibilityには既知の問題があったりもするので、そもそもこれに頼るのはまだ危険。特に日本語のウェブページだとこの問題の発生する確率が上がるので、body
要素などには使いづらい。
見出し要素にのみカーニングを行えば良いような気もするので、見出しのインライン・スタイルでkerning-pairs
プロパティーを使い、スクリプトで自動化というのが一番コストが低い気がする。