感覚する構造 後期 法隆寺から宇宙まで

2023年の12月に行った展覧会の後期を見に、再びWHAT MUSEUMへ行く。前期へ行った時、その直後はあまり行く気がなかったが、法隆寺の1/10模型がかっこよさそうだったので行くことにする。梅雨前ですっきりしない天気のようだが、快適そうな気温で海沿いは気持ち良いはずだ。

前回と同じく、横浜駅回りで品川駅から歩く。今回は運河沿いではなく、つながった汐の公園杜の公園を通って南へ。こういういかにも作られた公園でも、都心にあるものはちょっと好きだ。

高層ビルの合間は石とコンクリートに覆われ、5mごとに大きな樹木が並ぶ
汐の公園

どの駅前にも似たような公園はよくあるが、規模と予算が小さいためか、石とアスファルトで覆われた地面にまばらな植栽があるだけだ。日陰の少なさと石や囲む建物からの反射光が相まって、とても明るい。対して都心のこういった公園になると、周囲にある高いビルや豊富な植栽によって、暗すぎはしない日陰が多く作り出される。また、歩ける場所も広いわりに開けてはいないように感じ、日陰と共にそれぞれの公園独特の調子が生まれる。結果、歩いても座ってもちょうど良い心地よさ、感動はないがリラックスはできる程度の雰囲気に感じられる。

そのまま東へ抜け、南の天王洲橋を渡り、東の新東海橋を渡ると美術館につく。


前期と違い、2Fから始まる。法隆寺の五重塔や、投入堂などの古いものから、エムウェーブ、雲の上ギャラリー、Expo 2025のリングなどの模型を30前後見ていくことになる。どれも見やすい位置に見やすい大きさで展示されており、永遠に眺めていられそうな気分になる。2Fの最後は若手の構造設計家の作品が紹介されている。特にAgri Chapel(√2だ)がかっこよかったので、いつか見に行きたい。

1Fに移動すると、エレベーターの脇にスカイツリーの模型があった。模型と説明で、スカイツリーの底部が三角形だということを知る。前期でも見たはずなのに見逃したか、覚えていないかでひどい。残りは構造の平面展開と宇宙のあれこれだ。物をそのままの大きさで映し出す平行カメラはちょっと面白かった。宇宙の方は前期とあまり変わらない。ただただ見ていて楽しいという展覧会で、満足度は高い。ただし、学びや感動があるかと聞かれると困る。


展覧会の後は、前回は定休日だった家具屋に行く。ビンテージ家具の特集で半分くらい店が埋まっており、とても楽しいが手は出ない。2階に大理石もどきで卵型の石が990円で売っていて欲しくなるが、「石と猫は拾うか貰うもの」だと思っているので買わない。

今回は東京モノレールで浜松町駅に出て、東京駅に向かう。モノレールの天王洲アイル駅へは、ビルの中を通り抜けると横断歩道などを渡らずにたどり着けるようだ。謎の通路や隠れた階段を通り、小さなエレベーターに乗り、空中通路を通って改札へ。東京モノレールには生まれて初めて乗った気がする。モノレールだから重心を真ん中にしたいのか、進行方向の真ん中に沿って座席があったりするのかなとか、JR東日本傘下なんだとか、考えているうちに浜松町駅に着く。

山手線で東京駅に向かい、昼ごはんにする。東京駅付近に来た時によく行くパニーニの店だ。これで5種類あるパニーニの3種類を食べたので、今年中には制覇できそうだ。パニーニが好きというより、フォカッチャやチャバッタが好きで食べている。東京や神奈川ではイタリア系のパン屋をまず見ないので、パニーニでしかなかなか食べられないと思う。

昼ごはんの後は丸の内と新宿でジーンズを探す。着ているものは股に穴が開いてしまった。普段用なので15000円くらいまでで買いたいところだが、なかなか難しいようだ。どうせ夏には着ないので、気長に探そう。別に探していた黒いシャツも見に行ったが、ちょっと起毛していて好みじゃない。収穫はあまりなかったので、帰りの電車の中でハンマースホイの画集を買ったりして物欲を満たす。