東京を超えて埼玉まで、埼玉県ゆかりの写真家と画家の展覧会を見に行く。浦和駅までは湘南新宿ラインのおかげで遠そうで近いが、埼玉県立近代美術館の最寄り駅は北浦和駅なので近いようで遠い。かなり寒いため防寒して行く。

横浜周りで京浜東北線を使うと、乗り換えが一回で済む。しかし、かなり遅くかったるい。普通に新宿回りの2回乗り換えで行く。新宿駅では地下で延々と歩いて湘南新宿ラインのホームに向かう。地上の南改札の方で乗り換えた方が近かったようだ。あまり使わない路線はこういう知識がない。

浦和駅でもホームを移動しなければならず、一駅なのに面倒だ。北浦和駅からは美術館まですぐ着く……ところを公園を少し散歩し、ここに保存された中銀カプセルタワービルのカプセルを見に行く。取り外されたカプセルではないらしく、モデルルーム的なものだったらしい。真っ白で、ビルの映像とは違うように見える。


展覧会は斎藤の絵と野島の写真が交互に並ぶ。その間に、両社と交流のあった画家の作品が挟まる。どちらの作品も当時の芸術界の空気を感じられるものだ。しかし、岸田劉生や村山槐多の作品と比較してしまうと見るべきところは少ない。斎藤の作品は挿絵や装丁の方が独特に仕上がっている。グラフィック・デザイナーよりの感性の人と感じる。

展覧会の前後に、美術館に置かれている椅子に座る。展覧会そのものよりも、こちらが目的だ。今は30脚くらいに座れる。マッキントッシュのアーガイルに初めて座れたり、とても楽しい。ブルーノ・ムナーリのポスターに載っている椅子の2割くらいに座った。ダイアモンド・ラウンジチェアが欲しくなる。所蔵品はまだまだあるようで、月ごとに入れ替えられるらしい。座ってみたい椅子が出ている時にまた来たい。


帰りは京浜東北線と上野東京ラインを乗り継ぎ東京駅に出る。上野東京ラインが尾久駅に止まる理由がよくわからない。ともあれすんなり東京駅に着いたので、地下を通って丸の内側へパンを買いに行く。日中の最高気温が4度のようだが、駅や、電車、商業施設と人だらけの場所にいる分には暖かい。むしろタイツを履いていたため、暑くなってくる。

昼ご飯を食べ忘れそうになったので、新宿駅近くにあるパン屋のイートインで食べる。エスプレッソを久々に飲み、万力のようなエスプレッソ・マシンが欲しくなる。毎日クレマを舐めて過ごしたいという意味なので、AeroPressの類ではダメそうだ。

その後は新宿でセール残りを見たり、ユニクロの店舗限定品を見たりする。欲しい物はいくつかあるものの、今年の目標を破ってまで買いたいものはない。最後に伊勢丹を眺め、無事に物欲を浄化できた。

すっきりしたところで、小田急線に乗って普通に帰る。新しく買ったヘアバームがなかなか調子が良く、あまり崩れないまま一日持った。湿気の多い夏場でも大丈夫だと良いな。