ゆるやかにカーブした石造りのベンチが並ぶ中庭の奥に、レンガ造りの建物がある。その入り口は、保存のためか大きく鉄骨とガラスで覆われている上、美術館として使われているため、展覧会の案内ポスターによりほとんど隠れてしまっている。

展覧会の前後はいつもの通り散歩だが、今回は特にどこにも寄らずただ歩く。15度を超える気温で、雲も風もなく、快適な一日だ。シャツと春用のコートだけだったが、それでも暑く感じる。何もしていない散歩なので、ただ写真を並べる。

縦8cm、横15cmくらいの白いタイルが一面に張られた壁面に、二重橋をモチーフにした線画が大きく走っている。
二重橋前駅の壁
広い道路の向こう側に、銀座周辺では珍しい低層の建物が建っている。建物は打ちっ放しのコンクリートで、その周囲を白い格子状の鉄骨が覆っている。
ソニー・パーク
高架を支える緑の鉄骨製構造体は、縦方向にのみ黄色と黒で斜めに塗り分けられている。鉄骨には様々なステッカーがびっしりと貼られており、中には東京都生活文化局の警告テープも見られる。
高架下
大きく育った木々の間を縫うように駐輪場が作られ、多くのバイクが停められている。
駐輪場

ソニー・パークの感想を書きたい気持ちが少しあるが、中の催し物をきちんと見た時に改めて書きたい。屋上は見たし、屋上からも見た。Afeelaも見た。