南青山にある伊勢半の資料館へ、型染めに使う型紙の展覧会を見に行く。付近は頻繁に通っており、入ってみたいとは考えていた。初めて面白そうな展覧会が行われるようなので、行ってみることにする。9月中降っていた雨も抜け、台風も逸れ、そこそこいい天気だ。

美術館は10時から開いており、見終わったら11時くらいになるような時間に表参道駅に向かう。表参道や南青山で10時から営業しているところはかなり珍しい。プラダの辺りから細い道を通って、骨董通りに出る。洋服屋などへの搬入でトラックがいっぱいだ。


型紙の展示はかなり小さいもので、半紙くらいの大きさのものが全部で8枚しか展示されていない。展示資材の関係でこれくらいになったらしい。思ったよりも細かいもので、隅から隅まで堪能できる。破れ障子の型紙は、型紙として機能するのか疑問に感じるくらいバラバラ寸前に見える。前期も見に行けば良かった。

美術館自体にはやはり見るべきものはない。常設展が周りにあり、浮世絵や明治以降の化粧品の容器などが見れ、なかなか面白かった。ブリキ缶やガラス瓶は趣味じゃないと思っていたが、宗旨替えしてしまいそうだ。


展覧会の後はスパイラルの裏辺りにあるパン屋へ寄る。お気に入りのパン屋も近いが、まだ休業中のようだ。もう2か月になるし、そのままあそこで再開することはなさそうな気もする。

カンパーニュ、チャバッタ、ルバーブのジャムとクリーム・チーズが入ったパンを買う。ルバーブのジャムがとても美味しい。ルバーブの茎も入っており、食べ応えもある。作ってみたい。全体的に柔らかめのパンで、食感はやや好みから外れるが、粉の味と香りはすごい好きだ。

頼まれていたヘア・コンディショナーを買いに表参道ヒルズへ向かう。最寄り駅の店舗が閉業してしまったので、入手難度が上がってしまった。都内他に10店舗くらいは散在しており、なんとかなりそうなものの、面倒になったことは確かだ。他は特に用もないので、表参道の歩道橋を渡る。

MoMA Design Storeに飾ってあったヒルマ・アフ・クリントのポスターがちょっと欲しい。もっと抽象画の印象だったが、後に植物画を組み合わせたりもしていたことを知る。展覧会を見たい画家が増えた。店では美術書籍の取り扱いがほとんどなくなってしまったようで悲しい。

明治神宮前駅に出て、副都心線に乗る。なんとか頑張って表参道駅と明治神宮前駅を地下で繋いで欲しいと、この辺りを移動する時にはいつも思う。千代田線や銀座線が浅いから無理なのかもしれない。ラフォーレの交差点を渡らなくてはならないことが苦痛だ。


新宿では高島屋で恒例の栗きんとんを買う。いつもはレジの並びくらいにあったように思うが、今年はちょっと外れの方にあって、見つけられなかった。地方土産物が集められた場所は、横浜よりは空いているが、それでも常時10人くらい並んでいて、山のように買っていてみんなすごい。

遅い昼ご飯はサザンテラス側のエキソトにあるパン屋にする。レジ横の飲食領域からは椅子が撤去されていた。長居されないようにする工夫か。いつものパニーニはいつも通り美味しい。夏日になる陽気だったので、初めてアイス・コーヒーにしたが、こちらはいまいちだ。ブルーベリー・ジンジャー・ソーダにしてみれば良かった。

フラフラと洋服と靴を眺めるも、暑かったこともあり、秋冬物を見てもまったく欲しくならない。帰ったら通販で買ったスラックスが届いていることだし、早々に撤退する。本屋に行くつもりだったが、すっかり忘れて小田急線に乗ってしまう。