「ローマ帽子の秘密」から「心地よく秘密めいた場所」までの長編と、短編集が合わせて47冊、床に並べられている。

ようやくエラリー・クイーンの本を集め終わる。最後に「クイーン犯罪実験室」と「最後の一撃」を買った。本当はあと2冊あるが、ひとつは未完の小説が死後に出版されたもので、もうひとつは犯罪小説と、どちらもあまり欲しくない。早川と創元が混ざっていたり、表紙がないものがあるあたり、漫然と長い間かけて集めた雰囲気が感じられる。

00年代半ばくらいまでは、容易に新品で入手出来ていたように思う。移転する前の大盛堂の4階には、すべて揃っているくらいだったような記憶もある。Book 1stや六本木の青山ブックセンターと共に懐かしい。文庫本だけ売っている巨大な本屋とかはないものか。