スタイル・ガイドで手軽にAPCAのスコアを確認できるようになった。本文の色を80ギリギリにしてみたが、すぐにやめた。スコア化されてしまうと、意味もなくギリギリまで挑戦してみたくなってしまう。
達成できていないなら、最低限まで上げようとすることは、正しい行為だ。しかし、達成しているにもかかわらず、限界まで下げることは、明らかに間違っている。スコアを達成したら「見やすい」わけではないからだ。
現実世界でこれまで触れてきたスコア化には、満点(とってみたい!)と赤点(とりたくない……)のような概念が伴うので、無意識にそういうものに引きずられているのかもしれない。同じようなことはLighthouseやPageSpeedなどにも感じる。スコア化は、誰かを説得する材料としては優れているが、開発の指針としては数字の意味合いが曖昧で強すぎる。