コンクリートで覆われた古い法面にひし形に近い八角形で巨大な金属製で出来た板状で灰色の物体が張り付けられている。この物体の中央には円柱形の突起があり、機械的な印象を受ける。

2年くらい行われている、法面とその上にある林の整備が終わりに近づいている。今は謎の物体が法面に取り付けられている。どういう効果があるものなのだろうか。水抜きの穴を開け直す固定器具なようなもので、最終的には外されるんではないかと想像している。このままだと、酔っぱらって歩いている人が、飛び出ている硬い円柱に頭をぶつけてひどい目に遭いそうだ。

元々林が上にあり、少し雨風が強いと大きな枝が固まって落ちてきた。ナラ枯れ被害もあったようで、全体的に手を入れる……というか全伐採することになったらしい。夏はかなりの日陰を作ってくれていた林なので残念と思う一方、落ちてきた枝を避けたことも何回かあるため安全になったとも思っており、二律背反な感情を持っている。