CSSでlight-dark()関数を使う場合、多くの場合は:rootでcolor-schemeプロパティーを指定しておく。SVGではsvg要素などでstyle属性を使い、color-schemeプロパティーを書いておく。style要素でも良いが、ほぼ全て視覚表現のためのSVGでは、HTMLと違ってコードの断片化となり、書きづらいだろう。color-scheme属性というものはない(ようだが、変わるかもしれない)。
<svg
xmlns="http://www.w3.org/2000/svg"
...
style="color-scheme: light dark;">
<path
d="..."
fill="light-dark(black, white)"/>
</svg>
SVGでカラー・スキームに応答するためには、これまではstyle要素にCSSとしてまとめざるを得なかった。メディア・クエリーを書かなくてはならないからだ。light-dark()関数が使えるようになると、オブジェクトそれぞれのfill属性などに直接書け、style要素が不要になる。また、そうなることでオブジェクトそれぞれがカラー・スキームに応答することが明確になる。