(訳注) この文書は、dive into markAtom 0.2 snapshotにある、Informal 0.2 specを日本語に意訳し、HTML化したものです。本ページは上記URLとは何の関係もないことをご了承した上でお読みください。

基本仕様

feed要素

必須属性

version
現在は 0.2 だけ受け付けられます(0.1 は旧式ですので、使用するべきではありません)。

任意属性

xml:lang
含まれる*べき*です。一つ以上の言語によるエントリを含むフィードの場合、それぞれのエントリによって上書きされる*かも*しれません。

必須子要素

title
1回表れます。xsd:string です。dc:title にあたります。もし、このフィードがあるウェブサイトを表現するものであるなら、そのウェブサイトのタイトルである*べき*です。
link
1回表れます。xsd:anyURI です。このフィードによって表現されるウェブサイトへのリンクにあたります。もし、このフィードがあるウェブサイトを表現するものであるなら、そのウェブサイトのホーム・ページへのリンクである*べき*です。
modified
1回表れます。W3DTF です。dcterms:modified です。このフィードの更新時刻で、リストアップされているあらゆるフィードのあらゆる更新を含みます。UTC である*べき*です。
author
内容はありませんが、子要素を持ちます。以下を参照。0か1回表れます。ただし、以下のどちらかが真であることが*必須*です: 1. feed が author を含む 2. 全ての entry が author を含む。もし、feed が author を含み、entry がそうでない場合は、feed の author 要素が entry に引き継がれます。もし、feed が author を含み、feed 内の entry が author を含む場合、entry の author でfeed の author は上書きされます。全ての entry はひとつの author を含んでいることが*必須*です

任意子要素

tagline
0か1回表れます。xsd:string です。dc:description にあたります。このフィードの人間に判読可能な短いキャッチフレーズにあたります。例: "印刷するに値するすべてのニュース" (New York Times のキャッチフレーズ)
id
0か1回表れます。xsd:anyURI です。このフィードの、恒久的でグローバルにユニークなIDにあたります。たとえこのフィードが新しいサーバーに移転したとしても、*絶対に*変更されてはなりません、永遠に。我々は現在、http://www.taguri.org/とCOM/CORBAのようなGUIDを含む、オプションを議論しています。
generator
0か1回表れます。xsd:anyURI です。このフィードを生成したツールのURIにあたります。http://www.movabletype.org/ のような、ツール/プログラム/ホスティング・サービスのホーム・ページである*べき*です。バージョン番号を含むかもしれません。例: http://www.movabletype.org/?v=2.64
genarator の任意属性 name
xsd:string です。このフィードを生成したツールの人間に判読可能な名称にあたります。例: name="Movable Type"
copyright
0か1回表れます。xsd:string です。dc:rights にあたります。このフィードの人間に判読可能な著作権定義にあたります。機械判別可能なライセンス情報には、制作者は拡張モジュールを(定義して)使う*べき*です。
entry
以下を参照
contributor
0回以上表れます。内容はありませんが、子要素を持ちます。以下を参照

author要素

必須子要素

name
1回表れます。xsd:string です。このフィードかエントリの dc:creator にあたります(どこに author 要素が存在するかに依存します)。もし、個々の著者や発行者の名前を表示したくない場合は、会社名になる*かも*しれません。http://www.intertwingly.net/wiki/pie/Authors を参照。

任意子要素

url
0か1回表れます。xsd:anyURI です。著者の URI にあたります。
email
0か1回表れます。+ 記号や許される不思議な記号を含む、あらゆる標準的に定義されている電子メール・アドレスの文字列です。著者の電子メール・アドレスにあたります。

entry要素

必須子要素

title
1回表れます。xsd:string です。dc:title にあたります。
link
1回表れます。xsd:anyURI です。エントリを表現する恒久的なリンクにあたります。このエントリのコンテンツの記述してある外部リソースへのリンクではありません。恒久的であることは*必須*です。グローバルでユニークであることも*必須*です。クリックできることも*必須*です(これを表現する方法は定かではありません。多分、IANA に登録されているプロトコルで、そのリソースにポイントした時、何かで見ることが出来れば良いです)。
id
1回表れます。xsd:anyURI です。dc:identifier にあたります。このエントリの恒久的なグローバルでユニークなIDにあたります。恒久的であることは*必須*です。グローバルでユニークであることも*必須*です。link と同じ*かも*しれません。feed の id と同じく、現在の recommendations では議論中です。
issued
1回表れます。W3DTF minus timezone を要求します。dcterms:issued にあたります。タイムゾーンを含む*べき*です。発行者のローカル・タイムゾーンであるべきです。タイムゾーンは省略される*かも*しれません(LiveJournal の要求)。
modified
W3DTF です。dcterms:modified にあたります。UTCである*べき*です。

任意子要素

created
0か1回表れます。W3DTF です。dcterms:created にあたります。UTCである*べき*です。もし無い場合、その値は modified と同じとみなされます。
summary
0か1回表れます。xsd:string です。dc:description にあたります。このエントリの短い要約や概要に当たります。プレーン・テキストであることは*必須*です(i.e. エスケープした HTML)。例: ニュース・サイトの最初のページに誘導します。
author
以上を参照
contributor
0回以上表れます。内容はありませんが、子要素を持ちます。以下を参照
content
0回以上表れます。以下を参照

contributor要素

author の必須要素と任意要素と同じです。name は dc:contributor 、url と email は author と同じものにあたります。

content要素

必須属性

type
MIME type です。内容のフォーマット形式にあたります。

任意属性

xml:lang
mode
"xml"、"escaped"または、"base64"です。content のエンコードに使用する方法にあたります。もし、"xml"なら、値はインラインのxml (多分、XHTML namespaceを使用したもの)です。もし、"escaped"なら、値は、ユーザー側でアンエスケープエスケープされた xsd:string です。もし、"base64"なら、値は、ユーザー側で base64 でデコードすることと type として扱うことが必須なbase64 でエンコードされたものです。

もし、content type="multipart/alternative"なら、mode が指定されることは*あってはならず*、content 要素は1以上の選択可能な content 要素が含まれることが*必須*です。これらに含まれる content 要素は type="multipart/alternative"で*あってはなりません*(i.e. 一回のネストだけ許されます)。ユーザー側は、サポートしている type と mode、エンド・ユーザーの設定による指定に基づいて、すべての content を見て、どれがもっとも適しているか決定す*べき*です。ユーザー側は、ひとつより多くの選択可能な content を表示す*べきではありません*。