風邪で寝ていた時に読んだ、サリンジャー特集のMonkey vol.19には、F・スコット・フィッツジェラルドの短編も載っていた。そういえば、少し前に亡くなった和田誠が装丁を担当したフィッツジェラルドの本があったな、と思い出し、気になったので読んだ。

昔に読んだ記憶があるけど、村上春樹が訳したこれではなかった気がする。他の短編もいくつかが記憶にないので、たぶん違う短編集で読んだのだと思う。胸焼けしそうで癖になる短編集だった。Monkeyに載っている方は主人公が女と珍しい。胸焼けしそうなのは同じ。

装丁は表がリッツ、裏がテディベア、になっている。どちらもかわいい。Amazonの書影では表がゴルフ・コースになっているが、これは箱のイラストらしい。気になるので、完品を物色したい。


この短編集に載っている、リッツ~のダイアモンド鉱床みたいな感じで、クラックの隠し場所を掘り当てて~、みたいな短編をウィル・セルフが書いていた。あれも面白かった。ダイアモンドやクラックは換金するのが難しそうなので、アクティベート済みAmazonギフト券の保管場所とかを掘り当てたい。