多くの人がDive Into HTML5のコンテンツの中で最も気になるであろう(X)HTML( 4)からHTML5への移行を題材として、HTML5の書き方や新しい要素などの説明したWhat Does It All Mean?の日本語訳、「結局どうすればいいの?」を公開した。前に二度全部訳そうと思って、言い回しの複雑さにさじを投げたが、今回はとりあえず自分が一番最初に熟読したWhat Does It All Mean?に絞って訳した。
この章は既存のウェブページのHTML5への移行を題材としているだけで、移行法についての解説とは少し違う。そう読んでもそんなに期待外れではないが、脱線が特に序盤に多いので、細かいことに興味はないならHeadersあたりから読んでも良いかも。もちろんこの文書はHTML5の完全な解説ではないので、例えばaside
要素やsection
要素の詳しい説明などは欠けているし、blockquote
要素やfigure
要素などが持つHTML 4にはなかった役割についても触れられていない。最終的にはやはりWHATWG読むべきだと思う。
主に解説していることは以下の通り。
rel
属性に加わった変更とその具体的な使用法どうしても言い回しがよく理解できなかった部分は英語のまま放置してある。それらは言葉遊び的なものが多く、あまり大切な部分ではなさそうだったということもある。引用部分が未訳が多いのは恣意的な物。引用元に既に日本語訳があるかとかを調べるのが面倒だったのでそのままにしておいた。そのうち調べてあったらそこから引用、なかったら併記で翻訳するということにしておく。
誤訳や誤字脱字などの報告はフィードバック・フォームからどうぞ。翻訳の再配布や再利用等は、このサイトの他のドキュメント等とは違い、原文と同じくCreative Commons 表示 3.0 Unportedなのでそれに従ったものなら(商用利用も含めて)報告は不要。
他の章についてはやる気は多少あるが、結構な難物なのでやるとしても1つずつ興味ある章からという形になると思う。次やるとしたらA Form of Madnessかなー。みんなform
要素大嫌いだしね!