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Hashbang(#!)なURLの恐怖

諸方面からお叱りの言葉しかいただけない#!なURLは様々な問題をはらんでいますが、来るべき未来(もうすぐですよ!)におけるメンテナンス性という問題についてAdactioで取り上げられていました。#!の表面的な凶悪さに思考停止していて、こういった本質的な問題についてはまったく考えていなかった気がします。

その問題というのは、#!なURLからHistory APIなどを利用してクリーンなURLに乗り換えよう(戻そう)としても、古い#!なURLを有効なままにするためにはサーバー側の何か(単純なリダイレクトやmod_rewriteなど)ではどうしようもないので、クライアント側での(JavaScriptを利用した)リダイレクトを提供する機能を提供し続けなければならないというメンテナンス性の悪さです。

この#!なURLのメンテナンス性の悪さという問題は、URLの#以降はクライアント側の扱いなので、クライアント側のJavaScriptでやらざるを得ないという技術的な制限に起因するものではありますが、ポイントはそこではないでしょう。permalinkが#!を必要としないURLなのにも係わらずユーザーに提供されるURLがそれではないという設計上の問題があることだと思います。なので同じようにクライアント側のJavaScriptでやることになるであろうHistory APIを利用したURL操作では、permalinkとユーザーに提供されるURLが一致する(ように設計すると思う)のでこの問題は起こりません。

Twitterの表示ガイドラインに#!つけたURLでリンクするなみたいな事が書かれるようになったのは、腐るほどある腐った#!なURLをなかったことにする前兆なんでしょうか。そもそもTwitter自体がpermalinkとかそういったインターネットの「アーカイブ」的な概念とは真逆の刹那的な概念に立脚するものな気もするので、捨てるということになったとしてもさほど問題はなさそうな気はしますが、なんかこうそうアレですよね……。