検索ボックスを復活させた後、置いただけだったのをグローバル・フッターへ組み込んだ。バランスのため制作者名の位置を左に動かしたり、グローバル・フッターの文字サイズが小さくなっているのを考慮して、検索ボックスの余白を調節したりもした。
検索ボックスがグローバル・フッターにあることは特におかしくはないけど、アクセス性という点で大きな問題があったりはする。あらゆるブラウザーにrole="search"
の要素へ簡単にフォーカスを当てられる仕組みとかがあれば良いけど、ないものはないし、あってもきっと使われない。グローバル・ヘッダーに置く方が、ユーザーの経験則からアクセス性は良いのは間違いなさそう。
ただ文章量が多いとはいえこういった個人規模のウェブサイトではさほど頻繁に検索したいと思われるわけではない(実際にあまり使われてない)ので、プライオリティはかなり低い。そのためグローバル・ヘッダーにどーんと設置してもスペースの無駄遣いと言って良い。
グローバル・ヘッダーに虫眼鏡のアイコンだけを置き、それをクリック(タッチ)すると検索ボックスがオーバーレイ表示されるようなアプローチは、その両者の間を取ったもの。最近よく見かける。しかし、これはこれでアクセス性の悪さはわずかに改善はされるけど、ステップが増えるので解消されるわけじゃない。実装の意外な面倒さを考えるとものすごく微妙な感じがする。
ということでこのウェブサイトではグローバル・フッターに組み込み、ユーザーの学習能力と想像力に期待することにした。フォームのスタイルと配置のことを考えてると時間がいくらあっても足らない。