インデントや暗い背景のpre

巷ではpre要素はインデントされてたり、暗い背景になっていたりすることが多い。前後の段落と明確に区切りをつけ、ここは普通の文章ではないと示したいとか、単にエディタを模しただけとか、理由は様々。インデントは引用(blockquote要素)とかぶるし、暗い背景だと目立ちすぎるので、僕はどちらも余り好きじゃない。

特にインデントは引用という先入観があると思うので、まずいと思う。もちろんコードなんかは引用であることは多いし、結果的にインデントされるのは構わないと思うけど、それはpre要素に対して行うべきじゃない。

本文が明るい背景に対して、pre要素を暗い背景にすると、視認性は上がる。「効果的だけど、それコードが主役なの?」と聞いてみたい。もちろんそういうケースはあるだろうけど、大体の場合は補足や例示であって、文書の主役じゃないはず。画像のように多くを語り、直観的に把握できるものなら目立っても良い気がするけど、読まなければ把握できない上に、その文書の主役ではないコードとかを目立たせても、本文が読まれなくなるだけなんじゃないかなと思う。

日本語の文章だと明らかにコード他のpre要素の内容は前後の段落と違うように見えるので、更に必要性は薄れると思う。


ということで、このウェブログでは構文強調だけに戻した。昔同じ事を書いたような気がするけど過去ログ検索するの怖いので気にせず書いた。