上へスクロールした時に通知

世には下へスクロールしている時、つまりコンテンツを閲覧している時にポップアップやら何やらをアニメーションさせて表示してくるウェブサイトが数多くある。The New Yorkerでは逆で、上へスクロールした時に通知を出す。つまり閲覧を止めたと考えられる時に通知を出すようになっているということだ。

両者の違いはユーザーの作業を阻害するかどうかという違いになる。閲覧中にこともあろうに直接関係のない何かをアニメーションさせるというのはユーザーの集中力を奪う。人はちょっとしたきっかけで今やっていることについて忘れてしまうことを考慮すると、悪影響しかないはずだ。

ほんの少しの違いではあるが、その振る舞いの違いが持つ意味合いは意義深いものだと言えるだろう。