そろそろrel=dns-prefetch
のことは知っておかなければならない気がする。けど、調べれば調べるほど極々限られたウェブサイトでしか威力を発揮することはなさそうな気がしてくる。どうなんだろう。
Internet Explorerも10から対応しているので、メジャーどころは対応したようだ。そういう意味では使える状態ではある。例えばAdSenseのスクリプトを読む時のドメイン名の解決をさせておきたい場合は、head
要素内に以下のように書く。
<link rel="dns-prefetch" href="//pagead2.googlesyndication.com">
これでドメイン名が解決済みになるので、他のページを開いた時にAdSenseのスクリプトの読み込みが高速化されることが期待できる。つまりrel=dns-prefetch
を書いたページでは特に高速化しない。
Amazonのようなユーザーの滞在時間が長く、かつコンテンツが多様なドメインから提供されるウェブサイトの場合は効果があるのかもしれないが、「平均滞在時間は30秒以下です!」みたいな普通のウェブサイトでは書くだけ無駄な気がする。そもそも外部リソースもせいぜいいいね! ボタンとか広告とかくらいだと思うので、そういう点でも意味がなさそう。
rel=prefetch
の方は夢が広がるけど、色んな面でブラウザーが適切に頑張ってくれることが広く知られるようになるまでは、実装すると自称有識者にこっぴどく怒られそう。