Specialise or cross-skillというスライドを見ていた。挟み込まれた写真ではスベっているものの、色々ハチャメチャなのに妙に説得力のあるベン図が出てきて楽しい。ウェブ制作という世界が混沌としてきた……というよりも、人によって様々な見方があって、どれも正しく、どれも間違っているというようなことが見えてくる。残念ながら専門家かジェネラリストかの結論はスライドではほとんど出されていないが、ベン図を眺めて自分で色々考えるのが良さそうだ。
専門家でずっと通用するとすると、HTMLやCSSを中心としたいわゆるウェブ制作にずっと触れつつ定年を迎えることができるんじゃないかと思う。果たしてそういう人が出てくるような未来はあるのかというような話にもつながってくるだろう。それと同時に生存戦略としてではなく自分には果たしてどちらが自然なのか(好ましいのか)ということを考えさせられることにもつながってくるのではないかと思う。
このスライドはRuss Weakleyという、懐かしい人には懐かしいListamaticやFloatutorialの人によるもの。それを踏まえると、生き残るための学習変歴のみならず、いろいろな葛藤が見えてきてちょっと切ない。