Typekitのデザイナーの人が書いたSassの入門記事、Getting Started with Sassを日本語に訳してみました。なおこれがLess & Sass Advent calendar 2011の初日のエントリになります。
内容的には今すぐ使える10のSCSSテクニック! という類のものではなく、Sassのことを知らない人向けの記事です。そのためAdvent calendarの初日にも丁度良いような気もします。Sassの機能を網羅していたりはしませんが、簡単なグリッド・レイアウトのシステムを作るといったような実践性のあるコードを例に上げながら説明しているのでそこそことっつきやすいと思います。
この記事ではSassからCSSに変換するAIRアプリのScoutが取り上げられています。僕は存在は知っていたものの今まで使ったことなかったんですが、これはちょっとすごい感じですね。Rubyのインストールが不要という点で多くのWebデザイナー(黒い窓恐怖症を患っている人)が受け入れることができそうです。AIRアプリというのに抵抗がなければまずはScoutで……というのが一番良さそうです。
ALAの記事はこれからちょくちょく訳そうかなとかはちょっと思っています。もちろん全部じゃなくて自分が読んで面白かったものだけですけど。読んでる人多い(と思う)割にはだれも話題にしない感じなので、日本語訳があればもっといろいろ話題になってそこからもっと様々な考察とか生まれてくるんじゃないかなーと。
関係無いですがCSS 2.1 Advent Calendar '11も始まったので、こっちも良かったら見てください。だいたいどの日も3秒くらいで読めます。