favicon-cheat-sheetを日本語に訳した

ファビコンはブラウザーのタブ他、様々な所でウェブサイトのアイデンティティーを強めてくれる。

知らないうちに増えるし、減らないし、勝手に決め打ちでリクエストしてくるし、ドキュメントのありかバラバラだし……と色々な面倒さがあるファビコン。その全般的なガイダンスであるfavicon-cheat-sheet日本語訳を公開した。元文書がGitHubにあるためそれをフォークしたリポジトリで翻訳している。何かあったらプル・リクエストやイシューで報告してくれると楽で嬉しい。

うろ覚えだった知識をきちんと確認するのに良さそうだったので翻訳に手を出してみたのだけど、詳しすぎず、かといって「こう書けば良い!」だけではないちょうど良い詳しさで、おおまかに全容を把握するにはすごく良い文書だと思う。iOS 7でアイコンのサイズが微妙に変わることとかちょうど今の話とかも既に反映されており、そういう点でも実践的な内容になっている。

この文書では特に触れられていないけど、Facebookページのアイコン(180x180)やGoogle+ページのアイコン(250x250)なんかも一応考慮してファビコンにする画像を作成すると良さそう。


reStructuredTextの書き方よく知らないのでMarkdownに変換して翻訳している。脚注がなくなったけど、その代わりになるべく自然な形でハイパーリンクを張るように変更しておいた。大きな問題はないと思う。リポジトリ側での翻訳の反映はなるべく早くに、このウェブサイトで公開されている文書はタイミングを見計らってたまに更新する予定。


たまにfavicon.svgだけでOKみたいな時代が来ないかなとか思ったりもするけど、この文書を読んでそれだけでは解決できない問題もあるのかもなーと思った。また、どうせこれからもどんどん増え続けるのですぐに役に立たなくなりそうみたいな悲観的な見方もあるのだろうけど、どこらへんで見切っていいのかという今後の判断の参考にもなる気がする。