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CSSにおける単位

CSSの単位はそれぞれに意味があり、それぞれに合った使い方があるはずだ。R.I.P. REM, Viva CSS Reference Pixel!という記事を読んで強くそう思った。ブラウザーの実装がpx指定でもうまく機能するように寄ったのは確かだが、それはつまりpx単位を使いたいところではpx単位を使えるようになったということに過ぎない。同時にemrem単位を使いたいところではそれらを使えるということだ。

使用する単位の統一は一貫性をもたらすように思えるが、それはコード上においてのみだろう。ある要素がどのような大きさで表示されるべきかは、コードではなく仕様で決定される。仕様はある程度までは絶対的な単位での設計されていくが、インターネットが様々な機器とソフトウェアで閲覧される現在、相対的な単位の出番は自然と多くなる。そこを無理に統一しようとすると、当然ひずみができやすくなるだろう。

px単位に対してrem単位の優位性、またはその逆を論じるのは無意味とは言わないが、その差異を根拠にどちらかに統一するというのは現実的ではない。その上、将来的にも不安が残る。単位が必要になるそれぞれの場所で適切な単位を取捨選択することが可能になりつつあるので、なるべくそうしつつ、バグに対してのみ安全な単位で対処してやるというのが妥当ではないだろうか。