Being patient vs. being loudという記事を読み直した。2015年4月の終わりくらいの記事だが、特にその時だけ重要だった話というわけではない。ウェブサイトに問題点があるかどうかをはっきり認識できないことがあるため、問題が報告されないことはウェブサイトに問題がないことを意味するわけではない。そしてそのことは障害のある人々には致命的であろうとしている。

ユーザーに問題が良くわからないというのはよくあることだ。特定の条件でしか起こらない現象に基づいた問題であれば、それを満たさない限りは問題を認識することはできない。そういった特定の条件は、ユーザーの克服が期待できるものとそうでないものにおおまかに分けることができる。

克服が期待できない条件を障壁とならないようにすることが、特に技術的なアプローチで比較的容易に実装できるウェブサイトでは、大切だ。