新しくCSS Values and Units Module Level 4が公開されたので、さくっとvim-css3-syntaxにも反映させた。ぼうっとしていたら、リリースしていない変更がかなりたまってしまっている。追加もあったことだし、ついでにv1.1.0をリリースしておこう。

values-4ではtoggle()の復活やclamp()などの追加が主な変更だ。他の仕様も色々更新されているが、それらでは大きな変更はない。

clamp()は3つ引数をとり、第二引数が第一引数より小さいなら第一引数を、第二引数が第三引数より大きいなら第三引数を、第二引数が第一引数と第三引数の間なら第二引数を、返す。一般的な使用目的は、第二引数にcalc()を使い計算をさせ、その答えの最小値と最大値を第一引数と第三引数で制限する、というものだ。widthプロパティーなどなら、min-widthmax-widthプロパティーも追加することで実現する制限を、汎用的に行えるように作られたのだろう。


今さらだがafterでやるのは良くない、と強く思うようになってきた。といってもCSSシンタックス・ファイルのメンテナーになりたいとも思わないので難しい。妥協案として、cssファイルタイプに追加するのではなく、新しくcss.css3というファイルタイプを作るようにしようか、などと考えている。

しかし、これはこれでscss.css3やless.css3、場合によってはhtml.css3とかも管理しないとならなくなる。しかもafterでやる場合とくらべて明確なメリットがあるわけでもない。

残念ながらこのままでいくしかなさそうだ。