Vim 8.1への対応でキリが良いので、ついにvim-css3-syntaxv1.0.0をリリースした。変更点はVim 8.1に含まれるデフォルト・ランタイムに応じた整理とテスト用CSSのフォーマットの変更だけだ。動作はVim 8.1 patch 1-26で確認している。

Vim 8.1に含まれるCSSのシンタックス・ファイルでは、単なるプロパティー等の追加だけではなく、ネストが起こる箇所でのハイライトが修正されている。まだ8.1に更新する予定はなくても、CSSのシンタックス・ファイルだけ引っ張ってくる価値があるかもしれない。

テスト用CSSファイルでは、プロパティーのテストと値のテストを切り分けることにした。具体的にはプロパティーはautoでテストし、値はdisplayプロパティーでテストするようになった。

.cascade-3 {
  all: auto;
  display: initial;
  display: unset;
}

追加と削除をしやすくするための変更に過ぎない。1行1テストになるので差分が見やすくなるかもしれない。


正直なところ、もうCSSをVimではあまり書いていなかったりもする。更新された仕様を読むモチベーションとしてはなかなかなので、続けてはいきたい。