Writing ModesのLevel 4仕様のWDが公開された。Level 3用のシンタックス・ファイルから先送りされたプロパティー等をLevel 4用のシンタックス・ファイルへ分離し、vim-css3-syntax v0.26.0をリリースした。他いくつかの仕様の更新に追随させているが、特に変更はない。

今のところはLevel 3からいくつか先送りされたものをLevel 4で進めていくだけで、新たに追加されたものはないようだ。例えば縦書き日本語でアラビア数字を1マスに詰め込む時に使う予定だったtext-combine-uprightプロパティーのdigitsという値などがLevel 4送りにされている。


Writing Modes仕様はコンピューターの世界にはかなり重要なものだ。しかしインターネット・ブラウザーという方面から見ると後回しにされやすい仕様でもある。Amazonがグイッと手を伸ばしてくれると一気に状況が変化しそう……と考え、はや5年が経った。