色を無指定に(v9.14.8)

色を変えた。白背景に黒文字ではなく、一時的に無指定にしている。ハイパーリンクも既定のままになっているが、ヘッダーとフッターでのみ文字色と同じにした。無指定だとあらゆる色のモード(ハイ・コントラスト設定やダーク・モード他)に自動でうまいことやってくれるかと思いきや、そうでもないことがよくわかる。白背景にするにしても色を指定した方が色々と無難そうだ。

色を既定のままにすると、整形済みテキスト(コード部分によく使う)のような、背景色を変えた方がいいもの(変えるのが事実上の標準のもの)をどう差別化するかで難しくなる。インデントや枠線では、場所をとるし、引用や表とかぶりがちだったりもする。ここだけ決め打ちでwhitesmokeを背景色に指定すると差別化に成功するが、白背景と仮定することになり、色を既定のままにしている意味がなくなってしまう。やはり、こういう点でも色の指定からは逃れられないようだ。

合わせてヘッダーとフッターの整理を進めた。このウェブサイトは、ウェブログとブックマークの公開が主眼にあるので、ヘッダーはそれだけ(と有益なサイト内検索へのリンク)に絞った。Twitterもどきや読了ログはフッターに移動し、制作者の個人的なコンテンツであることを暗示しているつもりだ。ホーム・ページではさみしいので、にぎやかに公開するままにしている。ここまで絞れたので、特集のインデックス・ページへのリンクをヘッダーに戻しても良いかもしれない。


これまでの薄いベージュの良さを再確認している。白と灰色はそれぞれ、ウェブページの背景色として、強いメッセージ性(原理主義やブルータリズムなど)がある。薄いベージュにはその色の印象(温もりとか)を超えるようなメッセージ性はまだなく、一般には無個性でありつつ、各ウェブサイトの個性にはなりうる。流行り終わった感じもするので、個性を獲得するのも近いうちかもしれない。