やかんで沸かした熱湯をこぼすという事態が起こったので、ついに電気ケトルを買った。外側が熱くならないことや転倒湯こぼれ防止機能、空焚き停止機能を条件にすると、タイガーか象印しかなかった。その中で内部がプラスチックではないものとなると更に選択肢は狭まり、結局売れ筋のPCH-G080-WPになった。考えた意味がほとんどない。
沸かした水は100度にはならないが、90度弱くらいまでは安定して上がるようなので機能としては満足している。沸かした水の臭いについては2か月くらい使わないと判断できなそうだ。耐えられる程度か慣れればいいなと考えている。今のところは問題ない。
見た目は悪い。新型は蓋がほんの少しだけかっこよくなっていたが、内部がプラスチック製で、色が赤かグレーしかない。赤は悪くはなかったが、グレーはどぶの泥みたいな色だった。置き場所がキッチンなので赤も厳しそうということで旧型にした。給湯ボタンがシルバーで目立つことや、注意書きがプリントされており消せないことがすごい不満だが我慢する。
色はホワイトということになっているが、生成りと呼ぶとイメージが近そうだ。照明によって印象はかなり変わる。うちの場合はキッチンの壁面パネルが似た色なのでしっくりとおさまってくれた。
バルミューダやラッセルホブス、デロンギを始め、リビングにも耐えられそうな見た目のものはいくつもある。よくわからない会社のものも含めれば、それこそ星の数ほどありそうだ。しかし以下に挙げる点がネックになり、候補から外れる。
バルミューダのはかわいいので、コーヒー・ドリップ向けなことには目を瞑って買おうかと考えていたが、蓋が気になった。初期状態では硬くて外しづらく、ゆるくなったとしても今度は注ぐ時の外れが気になる。注ぎ口の細さは気にならないような気もしてきたので、ねじ込み式などに変更になったら次は買ってみたい。
台所の壁コンセントを増やしておいてよかった。先見の明がある。
最初は出が悪いかなという印象だった。しかしガーッと注ぎたい時に使うものではないので、普通のやかんと比べて出が悪いくらいでちょうど良いということがわかった。この分だと注ぎ口の細いドリップ向け製品でも生きていけそうだ。しかし湯気が出ないことがかなり快適だということも同時にわかってしまったので、ここら辺をうまいことまぜた製品があると良さそうだ。壊れるくらいまでに出てほしい。