利用規約(ToS)やプライバシー・ポリシーはまじめに読むにはかなり長いことがよくある。日本語でもかなりの辛さだが、英語だと更に厳しい。その利用規約を簡単なレーティングと重要そうなポイントのリストで概要を把握できるようにしてくれるブラウザー拡張がTerms of Service; Didn’t Readだ。
Chrome拡張をインストールするページにあるスクリーンショットのように、URLバーに表示されるアイコンでレーティングが表示される。さらにそのアイコンをクリックする事で利用規約のポイントの一覧がポップアップで表示されるようになっている。
例えばDuckDuckGoはクラスAとレーティングされているので、URLバーにアイコンがこのように表示される。このレーティングはラフに開発者が付けた上で、コミュニティーで議論されることになっているようだ。
ポップアップでは利用規約のポイントが列挙される。例えばGitHubでは、GitHubへプロジェクトの特別な権利を付与しない事が明言されているが、アカウントの削除やデータの削除はいつでも行われる可能性があるということも書かれていることがすぐわかるようになっている。これらのポイントがポジティブなものかネガティブなものかも👍か👎のアイコンと色で容易に判別がつく。
現時点では100に満たない数のウェブサービスにしか対応していないので、これを元に使うウェブサービスを決定するのはまだ無理がある。しかし、自分の使っているメジャーなウェブサービスがどのようなものなのかを改めて確認したりするにはそこそこ使えるし、今後に期待できそうだ。