NYTimesで使われているScoopというCMSについての記事を読んだ。実際に動作しているものを触ったわけではないので、記事で取り上げられている良い所のみを見てだけど、コンテンツを管理できるCMSってあったんだと感じた。巷のCMSはコンテンツの表示はそこそこ管理できるけど、コンテンツの管理自体はまだまだなので、こういうコンテンツを作る過程にフォーカスが当たったCMSは珍しいと思う。インラインDIFFからその変更を許可・拒否できるとか触ってみたい。
CMSにはせいぜいドラフト機能くらいしかコンテンツを管理する機能はないことが多い。プラグインを入れてようやく世代バックアップや写真管理機能を加えることができるくらい。それならローカルでファイル・マネージャーやバージョン管理システム、画像編集アプリケーションを使った方がマシという辺りが、管理を投げ捨てた静的ウェブサイト生成ツールが一定以上の評価受けている理由なのかもしれない。
ドラフト機能にコラボレーションをつっこんだりみたいなアプローチも増えてきたし、こういう辺りも変化していくんだろうか。