OptiPNGが0.7にバージョンアップして、待望のメタデータを削除する機能がついた。これでpngcrushいらなくなるかも。0.7では他にlibpngの脆弱性についての対応もなされているので、使用している人は更新するべき。
オプション名は-strip
で、それに続けて削除したいチャンク名を指定する……ということになっているが、今のところはall
というキーワードでの全削除しかできないようで、これとこれだけ削除とかはできない。
$ optipng -strip all test.png
ざっと試した所、pHYs (アスペクト比やDPI)やiCCP(カラープロフィール)、cHRM(ホワイトバランス)あたりは削除されたので、オプションから想像できる通り必須チャンクとtRNS以外を削除するんじゃないかと思う。つまりpngcrushで言うところの-rem allb
相当な感じなので、これをメインに使っていた僕はpngcrush捨てられそう。
新たにoptipng-Hgが作られて、メタデータの完全な編集機能が付いたバージョンが公開された(安定版ではないんだと思う)。バイナリはWindowsのみだけど、他のOSではソースからビルドすれば良さそう。0.7からの変更点は主に内部的なものが多いけど、-stdout
という標準出力に吐くオプションが!