いわゆるスクリーンショットを撮るアプリケーションであるMiniCapは、コマンドラインであらゆる設定を指定することができる。今まではWinShotを愛用していたのだけど、落ちたり、裏にまわっちゃったりすることがたまに起こるようになったので、代わりを探していてこれに落ち着いた。
コマンドラインではざっと以下の様な機能を切り替えられる。
- 保存ファイル名
- フルスクリーンやインタラクティブな矩形範囲指定などのモード
- 遅延時間
- スクロールさせながらのキャプチャ
- 事前・事後に起動するアプリケーション
- スクリーンショットの簡単な加工
重要だったのはコマンドラインからでもインタラクティブな矩形範囲指定が可能なこと。多くのスクリーンショット・アプリケーションではコマンドラインで設定できても、固定の位置・サイズ指定しか受け付けなかったりする。MiniCapでは-captureredregselect
を指定するとRed Boxモードで起動する。このモードでは赤枠が表示され、それをドラッグ・アンド・ドロップで自由に位置とサイズを指定してからスクリーンショットを撮ることができる。
WinShotのように小窓でカーソル位置を拡大してくれないので、そのままでは位置合わせがやりにくいのが欠点。ただしRed Boxモードでは、赤枠を出してからスクリーンショットを撮るまでに他のソフトウェアでゴニョゴニョできるので、Win+;で拡大鏡を起動して位置合わせするとかでなんとかなっている。
追記
2014/08/17に出たv1.31.01で-captureredregselect
で撮影した時に縦横サイズが1pxずつ小さくなる不具合が治ってる。