パン切りナイフの切れ味が鈍りはじめて、はや数年がすぎた。使っているやつは僕が生まれる前のものらしく、研ぎなおしに一度失敗してもいるらしいので、買い換えることにした。店で見ても、形もいろいろ、値段はピンキリで、よくわからない。Amazonで他に買い物があったついでに、勘で下村工業のものにした。2168円だった。
先代は、背の方に冷凍食品を切るためのノコギリのような歯がついていて、それで何度かケガした。それを教訓にして片刃のものにこだわったくらい。さすがに切れ味が雲泥の差。バゲットを切るのに5往復くらいしていたのが、2往復くらいでスパッとキレるようになった。冷凍したパンもそれなりにスムーズに切れた。
刃渡りが23cm、全長だと37cmで、ちょっと長め。あやうくキッチンの包丁立てに入らないところだった。事前に確認するのを忘れていた。次(40年後)には気をつけたい。
チーズ・ナイフを持っていたので、それに合わせようかと思って見てたジャン・デュポのパン切りナイフは、柄の色が豊富でカッコよかったけど、すべりそうなのでやめた。刃物はなるべく安全そうなのがいい。オール・ステンレスのものも同じ理由で避けた。買ったものは柄がエラストマーですべりにくい。でも汚れが付きそうな気配がある。いざとなったら食洗機につっこめるようなので、それで洗うしかなさそう。