かなりの初期から愛用しつづけてすごくお世話になったFeedBurner経由でのフィード配信をやめ、自ホストに切り替えた。しばらく前までは利用の取りやめの後、30日間しか元になるフィードへ301
でリダイレクトしてくれなかったんだけど、今は恒久的にリダイレクトしてくれるようになっているので、特に購読先を切り替える必要はない。
FeedBurnerを利用していた理由は、昔々のRSSリーダー共が1分に1回丸ごとRSSを引っ張っていたりして転送量がひどいことになった対策としてだった。そんな状況もRSSリーダー達のバージョンアップやBloglinesのようなウェブ型RSSリーダーの登場などで改善されていったわけだけど、一度自サイトのドメイン外に出したものを戻すのはなかなか難しく、FeedReaderの利用は続行することに。その後もタイミングを見計らって元に戻そうとはしていたけど、ウェブログへのモチベーションの低下とか様々な理由で踏ん切りがつかず使い続けていた。
FeedBurnerがGoogleに買収された後、更新が反映されなかったり大幅にデータが巻き戻るといった致命的な不具合が何回か連続して起こり、それへの対応が遅かったこともあって利用の停止を本格的に考えるようになった。ところが2008年くらい(うろ覚え)にPubSubHubbubというフィードリーダー側がポーリングしなくて良くなる仕組みが出てきて、それがサポートされたので、一転して自分の所有ドメインを利用して配信できるようになるMyBrandという機能の利用を考えるようになった。
結局は2つか3つのフィードの配信のためにサブドメインというのもなーとMyBrandを使うことなく利用を止めることになった。直接的な理由としてはやはり本日付けでちょうど1か月後に終了するGoogle Readerのことが大きい。フィードリーダーでの利用における便利サービスであるFeedBurnerは多くの人が予想している通り見切りをつけられかねないと思う。フィード自体ももっと間接的な利用(ブログ等のエクスポート形式とかはよくある例)にシフトしていくか、もうそれが失敗していてすぐにこの世から消えると考えている人は多いし。Bloggerとの絡みもあるので微妙なところだけど、確実にサービス継続の見通しは良くない。
もうひとつの理由は死んだ時にサクッと関連するものはすべて死んだ方が良いなと考えるようになったこと。死ぬというのはドメインがとかサーバーがとかはもちろん、利用しているウェブサービスがとか究極的には自分の死というのも含めて。死ねばそのうちドメイン(かサーバーの契約)が死んで、それらが死ねばあますことなく全部死ぬ。残しておきたい物はそう簡単には死ななそうなGoogle DriveなりGitHubなりに再利用のされ方とかを併記して置いておけば良いはず。
そのうちGitHubに遺言リポジトリ作りたい。GitHubという会社がなくなるのと俺が死ぬのどっちが早いかな?