HotWired JapanのWired Newsに急激に普及する「RSSリーダー」、インターネット渋滞の元凶となるかというニュースが翻訳され掲載されました。要は、至らないRSSリーダーが多く、RSSに対するトラフィックが大きな負担になってしまうとかそんなお話。

このニュースからいくつかの文に反応してみる。

マーフィー氏が問題を招いた原因は、他の多くブロガーと同じように、画像などを掲載したフロントページの大部分をRSSフィードに含めてしまったことにある。

これは僕もこの前ようやく気づきました。少し前にSacredというゲームについていくつかエントリを書いた時に、画像をペタペタ貼ったのですが、そのエントリがRSSに含まれる間、一日の利用帯域が4倍くらい(200~300MB→900MB~1.2GB)に跳ね上がりました。「ヤバイ」と思って(XREAは一日の帯域利用が1GBを超えるあたりからチェックされるとか)、すぐエントリ書いてRSSに含まれないようにしたり。フル・コンテンツのRSSを配信するのも考えものだなという感想。

マーフィー氏と同様に、『ブログラインズ』を運営するトラスティック社のマーク・フレッチャー最高経営責任者(CEO)も、パソコンにインストールするタイプのRSSリーダーの多くは不完全だと述べている。

Bloglinesマンセー(挨拶)。以前に書いたエントリ、RSSリーダーとIf-Modified-Sinceあたりの話もかなり関わってくるんじゃないかなと思います。適切なHTTPヘッダを返さないサーバー(またはCGIスクリプト)も多いですが、それなりに意識する必要性は高くなってきたような。日本におけるRSSの拡大は先一年くらいはかなりのペースで増える一方だと思いますしね。

専門家の一部には、デスクトップ・アプリケーションをピアツーピア方式のネットワークに統合すれば、問題の解決法が発見できるのではないかという考えもある。

これはまぁそうだと思います。日本のいわゆるアンテナCGIは、そういった負荷への対策に他のアンテナの取得情報からチェックする機能とかがあるものもありますね(P2Pではないですが)。なにかしらこういった負荷分散のシステムがあると良いとは思います。

まーこのニュースを引用して何が書きたかったといえば、Bloglinesはスバラシイということです。いや、マジで。こういったRSSを配信しているサーバーへの優しさという点では、とても優しいRSSリーダーだと思います。

ホントですよ。

ホントだって。

どうでもいいけどアプリケーションの名前のような固有名詞もカタカナにする必要はない気がする。意味合いが変わってしまう可能性も高いし、個人的にはダサくて嫌。ブログラインズて。