Atomが0.3に更新されたようです。最近、再び盛り上がってきているようで、MLが異様に活発です。あるものをうまく利用していろいろ実現すれば良いんじゃないの? とかいう基本的に怠惰な僕には、いまいちAtomの有用性は見えてきません。チェックしてるのは単なる好奇心。それはともかく、0.2からの変更点は以下の通り。
- リンクの文法が拡張され、全てのリンクは
rel
とtype
、href
属性を持つようになりました。基本的な相違はfoo should not have text (all data is in attributes)に書かれています。 - 内容モデルが拡張され、
feed/title
やfeed/tagline
、feed/info
、feed/copyright
、entry/title
、entry/summary
の各要素内に、様々な形式のデータ(HTMLなど)を格納できるようになりました。各要素では、MIME typeをtype
属性にて指定する必要と、データがXML形式でない場合はエスケープ様式をmode
属性で指定する必要があります。 xml:base
がサポートされ、内容に含まれる相対リンクはxml:base
で指定されたアドレスを基準とした相対リンクとみなされます。- Jason Shellen’s proposalに基づいた
feed/info
要素が新設されました。人間が読むことのできる、そのAtomフィードの説明文を格納する要素です(tagline
要素はAtomフィードに含まれる内容の説明で、info
要素はAtomそのものの説明かな?)。 feed/generator
要素の文法が変更され、オプションとしてurl
属性とversion
属性が作られ、要素内テキストは人間が読むことのできるツール名となりました。
変更点の元文書は、dive into markのAtom 0.3 snapshotです。かなり意訳。
0.3での仕様はThe Atom Syndication Format 0.3 (PRE-DRAFT)に全部書いてあります。
さて、ここのAtomフィードも書き直すかな・・・書き直しました。