Pixel 3aを買って半月くらい経った。ハードウェアで気に入ったところもあるが、気になるところもある。カメラについては色々記事があるので話題にしない。

背面

背面素材はコーティングが優秀なのか、マットなプラスチック部分の感触はほとんど気にならない。見た目としても安っぽくなく、ミドルレンジなら良い方だと思う。傷がついたら意見も変わるかもしれない。指紋認証の丸い部分も同系統の色なので悪目立ちしない。ジャスト・ブラックではロゴのコントラストも薄く、ロゴがない方が好きな僕は気に入った。

一方で背面はツートンカラーというか、上部だけテカテカのプラスチックになっている。デザインとしては悪くないが、ここにだけ指の跡がいっぱいつく。この素材の違いがあるおかげで指紋認証の位置が把握しやすいとかなのかな? 全部マットになっていた方が好みだった。

指紋認証が背面にあると、スマフォを置いたままでのロック解除にPINが必須になってしまう。パソコンの横に置いている時は置いて使いたいので、Smart Lockの信頼できるデバイスとダブルタップでスクリーンをONにする機能でしのいでいる。

前面

前面のガラスは撥油コーティングが優れているのか、指の跡があまりつかない。「最近はこんなもんだよ」とか言われたので、普通らしいが、少し古いスマフォから乗り換えると驚く。

ミッドレンジだし、ノッチはないので上下のフレームが太いのはしょうがない。Android 10(のPixel Launcher)で3ボタンを消せるらしいので、改善されるはずだ。

それより気になるのは前面カメラだ。画面オフの時に特に気になる。目立つわけではないが、見えないほどでもないので、心理的に気になるのかもしれない。保護フィルムに入ってしまった気泡っぽく見えるのも印象が悪い。ただし個体差がありそう。

ボタン類

電源ボタンと音量ボタンは普通だ。iPhone 5sのボタンと固さもストロークも同じくらいだが、曲面にあるため押しやすいような気もする。音量ボタンは大小つながっているものの同時に押せる。左の人差し指で電源ボタンをダブルクリックは、僕にはできないようだ。

手が小さいのか、電源と音量大ボタンの同時押しに慣れる気配がない。それはともかく、同時押しでバイブレーション・モードになるが、もう一度同時押ししても戻らない。戻すには、ロックを解除し、音量ボタンを押し、端に出てきたオーバーレイ・メニューのボタンでサイレントモードにし、もう一度そのボタンを押して通常モードに戻す、という操作になる(または設定アプリを開いて、上部の通知っぽいところで切る)。他にもっと簡単な操作がありそうだけど、見つけられてない。iPhoneのサウンドオン/オフ・スイッチが懐かしい。

その他

伏せて置くとサイレント・モードになる機能はなかなか便利だ。電車で座っている時に、膝に置いたカバンの上で伏せても反応しないとか、よくできている。照度とジャイロだけというわけではなさそうだし、どういう仕組みなんだろう。

他は特に気になるところはない。SIMトレーもちゃんとしていた。


大きさ的にもちょうどよくて、気に入っている。iPhone 5sでもキツかったジーンズのポケットには入らないけれども。ジーンズはちょうど股の間がすりきれそうになってもいるので、このポケットの大きさの問題は買い替えて解決する。