Outdoor Researchのウール手袋

昨冬、気に入っていた手袋を、どこかに引っかけて破いてしまった。その時は冬の終わりで、買い替えずに乗り切った。しかし、今年の冬はそこそこ寒いらしい。そろそろ探しておこうと近所で下見を始め、メリノ・ウール100%で軍手っぽくないOutdoor Researchの黒い手袋が軽くて(36g!)気に入り、数日考えてから買った。定価の5500円だった。

見た目は化繊のアウトドア手袋と似ていて、するっとした手触りだ。メリノ・ウールのアンダーウェアと同じで、チクチクしない。ロゴは手首のところにタブ兼用でついており、はめているときは見えない。手首のところが太くなっていないため、上着の袖が引っかからず、着脱しやすい。タッチ・パネル対応の指先は、同色のシリコンっぽいパーツがついている。ライナーだからか、飾りはまったくない。

早朝にフラフラする時に使っているが、南関東の冬くらいなら乗り切れそうな暖かさだ。ライナーということで暖かさに不安があったが、この様子だと大丈夫だろう。あとは雨や雪の日に濡れてどうなるか、くらいだ。

洗濯タグは手でちぎれる仕様のものだった。内側についておりガサガサしそうで嫌だったが、店員に聞いたら「ちぎれる」と教えてもらったので、安心して買った。洗濯ではちぎれないけれど、手ではちぎれる洗濯タグは、アウトドア・ブランドの商品に多いが、もっといろいろな製品で採用されてほしい。