TasksとFairEmail、Etar Calendar

脱Google的なのをしばらくやっていた。検索をDuckDuckGoに変えて、タスクとメール、カレンダーに、それぞれTasksFairEmailEtar Calendarを使うという、ガワを変えてみる程度だけど。Playストアで公開されていて、オープンソースで、規模の小さなものを主眼にこれらを選んだ。

タスク管理アプリのTasksはかなり強力で、おおむね個人のタスク管理に必要なものはそろっていた。定期購読しなくても9割くらいの機能が有効になっているのも好き。GoogleのToDoとも同期でき、デスクトップでも見れる。タグ管理なのがちょっと好みではなかったくらい(ツリーの方が良いと思っている)。自分専用なので、そこらへんはどうにもならない。

FairEmailもかなり豊富に機能がある。Gmailを捨てない場合には、オープンソースだと最も有力な候補になりそう。K-9はまだGoogleの認証に対応しておらず、アプリ・パスワードを要求するし。さまざまな設定が用意されていて、自分好みにカスタマイズでき……そうで、できない。設定がとっ散らかっていて、標準的なGUIでもなく、ものすごい数(100以上)あるので、スマフォでポチポチやっていると嫌になってくる。設定が終われば、満足がいく使い勝手にはなると思う。敷居は高い。

これらに対して、Etar Calendarは最低限のカレンダー・アプリというもの。Googleカレンダーの取り込みはAndroidの同期を利用するので、セットアップは簡単。Googleカレンダーはデスクトップで主に使い、スマフォでは見るのと通知が欲しいだけという人に向く。

それぞれをGoogleのGmailやToDo、カレンダーなどと比べると、それなりに使う意義は見いだせる。押しつけがましいところもないし、おおむねマテリアル・デザインなので違和感はない。脱Googleのとっかかりには向いていそう。


「やっていた」と書いたとおり、もうだいたいはGoogle製アプリに戻っている。戻ってしまった大きな理由は、やはりPixel 3aだからだと思う。Pixelシリーズを使っていて脱Googleはちょっとバカバカしい。それとごく近しい人とのやりとりには、やはりGoogle製アプリがまだまだ最適解だと思う。Googleのプライバシー設定をきつめにして使うのが、性格的にも向いていそう。

などと、この記事の下書きを書いていたら、新しいiPhone SEが発表されてしまった。普通に欲しい。