戸別回収一年

燃やせるゴミの戸別回収が、去年の9月の終わりから始まったので、1年が過ぎた。今やもう全部戸別にしてくれという感じで、堕落するのは早い。ゴミ捨て場までほんの1分だが、戸締りを気にしなくていいとか、パジャマのままでもいいとか、様々な利点があることがわかった。

街のゴミたちもようやくカラスに荒らされなくなったように思う。始まって半年くらいは、回収業者の人たちが荒らされたあとの掃除までしていて大変そうだった。今は、箱や籠に入れる人が大半になったり、集合住宅は大型のゴミ容器に変わったりして、ほとんど荒らされていない。街がきれいになったと言ってもよさそう。

一軒家では箱が一番良さそうだが、電柱に吊るすという方法も有効なようだった。カラスが届かないので、荒らされない。ネットの色や形状にはあまり効果はないようで、ちゃんと口を絞るのが重要なようだ。回収業者の人が言うには、きっちり絞ってあると取り出しにくいので、やはり箱がいいという話だった。

ちょっと前に再放送のテレビ番組で見たが、福岡(市?)では戸別回収、かつ回収の時間が深夜から早朝という夢のような環境らしい。夜なので、何もしなくてもカラスはこないし、街のそこかしこにゴミがあっても目立たないというのはすごい。コストはそれなりにかかりそうだが、生活環境を劇的に改善してくれそうだ。