青山墓地の横を走るあたりの外苑西通りは、緑が多く気持ちよく歩ける

鈴木大拙展へは、直撃しそうにはないが台風が近づくようなので、その前に行くことにした。予報通り晴れた。晴れすぎて、歩いていたら暑すぎ、ビール休憩を挟まざるをえなかった。

レンガの壁と照明が並ぶだけだ
地下横断歩道

​美術館は外苑の西なので、​普通に表参道へ出る。まず南青山と西麻布の境目にあるパン屋を目指す。一番西の出口から骨董通りへ出て、首都高までぼんやりと歩く。まだどの店も開いておらず、人も少ない。骨董通りの突き当りだと、首都高を地下で渡れる。この地下(横断歩)道は見かけると渡りたくなってしまう。全部でいくつくらいあるんだろうか。

パン屋は8時から開いているらしい。あまり見ないサワードウを売っていると聞いたので、ちょっと遠かったが買いに行った。店内はとてもいい香りで、かなり期待できそうだ。パンは15種類前後のようで、どれもおいしそうだ。最初なので、食べたかったサワードウと、普通のバゲット、オリーブとローズマリー入りのパンにした。夕飯に食べたが、どれもおいしく、特にサワードウは期待以上だった。根津美術館と山種美術館のちょうど中間なので、どちらかに行く時には忘れずに寄りたい。

パン屋の向かいは三井のシニア・マンションが建設中だった。有名な鴨川のそれの都心版のようだ。首都高沿いに西麻布交差点まで行き、外苑西通りを北へ進む。BoConceptやActusを覗きつつ、ワタリウム美術館へ行った。


大きな木の周りに白い1人用のベンチが並ぶ
原宿一丁目公園

展覧会を見た後は、青山に移転したIllumsを見に行った。路面店のようだし、もう少し大きいかと思ったが、なかなか小さかった。新宿のThe Conran Shopくらいあって欲しかった。そのまま原宿方面へ進みつつ、途中のカフェで昼ごはんを食べた。白シャツを着ていたのに、シェル・マカロニっぽいパスタにアマトリチャーナがかかっているやつを頼んでしまい、かなり緊張した。

その後はいろいろと洋服屋を覗く。まだ冬物はあまりない。コーデュロイのパンツが良さそうだったが、5万くらいしたのでそっと戻した。照明も含め、特に収穫はなかった。強いて挙げるならIllumsに展示されていた苔やココナッツ繊維などがフィルターになっている空気清浄機くらいだ。機能は微妙だが、玄関向きだと思う。歩き過ぎたので、山手線で新宿に出て帰宅した。