大きめで上にジッパーがついているトート・バッグを探していて、この前の金曜日にFreitagを見ようとしたら、オンライン・ストアが閉まっていた。No Black Fridayという運動の一環のようだった。セールで買って失敗することが多かった人間なので、こういう運動が広まり、セールがないとわかっていると、欲しい時にじっくりと考えて買え、うれしいかもしれない。
Black Fridayに限らず、セールを行わない方針のブランドや店は増えている印象だ。消費社会への問題提起としては間違ったところは見受けられない。一方で、このNo Black Fridayのようにごく限られた期間での訴えか、セールをやらないだけという訴えかけがない提起方法でもあり、行動変容をうながすには弱い。
日曜日に、Gapのチノパンを2000円くらいで買いそうになった時は、このあたりの話が頭をよぎった。影響されやすい。トート・バッグとチノパンは、年末年始のセールも忘れて、じっくり探そう。