ハンバーガー・ボタンでウェブサイトのナビゲーションを展開させると、いわゆる「メニュー」としての性格が強くなる。ならば、アプリケーションのメニューのように、あらゆるコンテンツへのアクセス手段が含まれるという暗黙の了解があるのではないか? そうだとするとメール・アドレス、ライセンス、RSS、ソーシャル・メディアへのリンクも含まれていた方がいいかもしれない。

そう考え、手元ではページ・フッターの中身をコピーして配置してみたが、想像以上にうまくおさめるのが難しい。項目の性格によって分類したものを、余白で更に分割すると、かなり縦に長くなる。広い画面では横に分割して並べればいいが、狭い画面でうまくおさめられない。縦並びにこだわっているとなおさらだ。

巷の全部入りのナビゲーションはうまくおさまっているものも散見される。それらの共通点としては全体を覆う、すなわちオーバーレイのものであることだった。全体を覆うように作ると、メイン・コンテンツとの兼ね合いや、余白の制約などから解放される。その結果、自由に配置できるのだろう。

インラインで展開するように作ったのが裏目に出た形だ。項目を整理したり、ラベルを調節し、うまくおさまるように祈るしかない。そのうちに実装される。