ヨーグルトを水切りしてクリームとホエーに分け、それをバターと牛乳の代わりにして作るスコーンを作った。水切りに時間はかかったものの、バターの時とほぼ同じ感覚で作ることができ、特に難しくなかった。おいしかったけれど、やっぱりスコーンではないかなーというできあがりだ。
ヨーグルトの水切りはガーゼを二重にして筒状の容器にかぶせてから輪ゴムで止めたものでやった。キッチンペーパーでも可能なようだけれど、ヨーグルトの水分量の多さにも依存するので、ガーゼやふきんの方が無難そうだ。きっちりクリーム状にするには一晩かかる。ヨーグルトは小岩井 生乳100%ヨーグルトを丸々400g使った。これで大体200g弱のクリームと150ccくらいのホエーに分離するようだ。
食材 | 分量 |
---|---|
小麦粉 | 150g |
ベーキングパウダー | 10g |
砂糖 | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/3 |
ヨーグルトクリーム | 50g |
ホエー | 大さじ1 |
サラダ油 | 大さじ1 |
溶き卵 | 1/2個 |
この分量で7個分として焼いたところ、こぶし大より一回りくらい小さいサイズに焼きあがった。バターなし! 牛乳なし!
小麦粉から塩までを一旦混ぜあわせ、そこにヨーグルトクリームを加えて更に混ぜ、最後にホエーから溶き卵までを混ぜると生地がまとまる。ゴルフボールくらいに丸めただけで焼いたところ、ポワンとパンみたいにふっくらしてしまったので、ちゃんとのばして型抜きした方が良いのかもしれない。
サクフワで普通のスコーンとは違ったおいしさだった。まわりはカリッと焼きあがることもあって、甘食とかの食感に近い。甘みが強めだったので、砂糖はもうちょっと減らしても良いかもしれないけれど、それだと今度はヨーグルトクリームの酸味やベーキングパウダーの苦味が出てしまいそうだ。
スコーンのサクサクではないサックリ感みたいなのはやはりバターなようだ。ちょくちょくバターをなたね油などで代用したお菓子レシピとか見かけるが、あんまり期待はできない感じがしてきた。でも今度やってみよう。
余ったホエーは野菜入れてスープにして飲んだが、これは微妙だった(まずくはない)。このホエーと牛乳でリコッタチーズのようなものができあがるらしいので、今度やる時は挑戦してみようと思う。ヨーグルトクリームの方はレーズンパンに塗ったり、コーヒーに浮かべたり、どうやってもおいしかった。