残念ながら失敗した話だ。ごまめを甘辛いたれで煮込んだだけのものになった。どうもから煎りする時間が全然足りなかったようだ。中火よりちょっと弱めくらいで焦げないようにガシガシかき混ぜながら15分以上はから煎りする必要があると、今日のきょうの料理で言ってた。10分弱火で炒っただけでは全然ダメだった。味はおいしいので、違う料理として楽しむ。
栗きんとんはうまくできた。去年は少しもちもちになってしまったが、今年は熱い時はするするで、冷えてねっとりというくらいにうまくできた。サツマイモのゆで汁をとっておくということを覚えた。ちょっと栗が足らない気がするので追加しよう。
おせちを作るというのは、煎じ詰めると重箱的なものを埋めるという行為だ。与えられた限られた空間を埋める。ソフトウェア開発でいうところのカバレッジ100%を目指す行為と近いのではないだろうか。そういうわけで偏執狂の方々にはとても楽しい作業だと思う。僕は好き、とても。