流行って欲しいくない

流行るイコール消費され尽くすみたいなことが多いので、流行らないけど狭い世界では評価が高いみたいなのが良いのかなーと思う。ただ、ユーザーの場合はそれで満足できそうだけど、アーティストや開発者の場合はそれでは満足できるほどにはやっていけない。そこに金を簡単にやり取りする仕組みがあれば良い的なのがだいたいこういった話の落とし所なんだけど、狭い世界での金のやり取りって人間関係が崩壊しそうなイメージしかない。本来、こういうところに活躍の場があるのが広告なんだと思う。

インターネットの広告は「スポンサー」や「PR」みたいな変な感じのものが主流で、どっちかというと広告主の要望と欲望が最大限に反映されたものがほとんど。あたかも閲覧者に一定の配慮をしたように見せかけるコンテンツマッチやインタレストマッチみたいなものもあるけど、閲覧者のためというのはその理由の半分くらいな気がする。そして広告主と閲覧者の間にいるはずの広告設置者に配慮したものはほとんどない。

「月○○円でちょっとポスター張らせてもらってもいい?」みたいなノリのThe DeckFusion Adsのようなシンプルな仕組み、つまり閲覧者に有益な情報を与えようなどという考えるだにおこがましい意識のない広告配信システムが欲しい。