鎌倉あたりまで散歩していた。週間予報ではずっと雨っぽい予報が続いていたが、晴れて暑いくらいですごく気持ち良かった。
鎌倉……の前に、10/29に正式オープンのららぽーと海老名を見てみたりする。ロータリーも完成しており、すでにバスの路線は変更になったようで、神奈中バスが通っていた。
一方でロータリー及びららぽーと周辺には横断歩道及び入り口があまりなく、駅側ではない方からは微妙に面倒そうかなという印象だ。周辺にも店屋が進出しており、ららぽーとにはテナントとして入れなかったゴミのような店が散在する。居酒屋もついにできてしまった。それでもパチンコ屋が進出してこなければ、このままこぎれいな駅前を維持できそうだ。
周辺はさすがに道路が大幅に拡張整備されていた。とは言っても、もちろんそこにつながる道は古い狭い道路ばかりのままだ。しばらくは歩行者は大変そうだ(実際オープン当日はいきなりUターンする車や横断歩道にかまわず突っ込んでくる車が多くかなり厄介だった)が、相鉄線の改札が増える頃には改善されるらしいので、それに期待したい。
改めて鎌倉……の前に相模線に乗るのも久しぶり、茅ヶ崎方面に乗るのは更に久々なので、案内表示を眺めていたりする。茅ヶ崎まで1時間くらいとか勝手に想像していたが、30分ちょっとくらいで着いて驚いた。
茅ヶ崎で東海道線に乗り換えて藤沢へ向かうが、上野東京ラインとか言われると慣れていない人には何がなんだかわからない。藤沢に着き、開けてるなーという感想を持ったものの、ルミネ藤沢を見るとららぽーと海老名に不安しか湧いてこなかったので、早々に江ノ電の駅へ移動した。
藤沢で小田急百貨店の壁についている江ノ電の案内を見て、江の島・鎌倉気分になってきた。まずは用があったので由比ガ浜まで一気に行く。
サクッと用をこなし、そのまま海へいそいそと移動する。午前中はまだ寒くて人が全然いなかったものの、海岸にゴミひとつなく気持ち良かった。周辺のどうということもない街中もうろうろする。家が立派なものが多いだけでなく、どこの家も生け垣がちゃんと剪定されているか、そうでない場合もむやみに伐られたりしておらず、街の雰囲気はこの辺りで決まってくるのかなと感じた。
そのまま歩いて和田塚の近くにある洋服屋でMoonstarの靴を見ようと行ったら12時開店で30分ほど時間が残ってしまった。時間つぶしに更に散歩しようと、そういやMake It Real Inc.がこの辺だったなと探すものの見つからなかった。見つかるのは猫ばかりだ。青いロードスターは見た気がするので、某さんには会ったということにしておく。
迷いすぎて時間を浪費し、12時を過ぎたので洋服屋に行き、靴を見る。すごく良さそうだったので、普段履いてる安い靴がダメになったら買いに来よう。
腹が減ったので、七里ガ浜に戻り珊瑚礁へ。本店は遠そうなので海っぺたにあるモアナマカイという方へ行った。野菜カレーにし、焼いたレンコンやカブを堪能した。レンコンとカブは今度家でもやってみよう。
暑かったので一緒に頼んだジンジャーエールは、まさかのウィルキンソンの瓶そのままで、氷入りのグラスに手酌でどうぞというものだった。瓶ままなこととKALDIで80円で売っているものが450円というあたりに観光地を感じた。当たり前だけど安定のおいしさだった。
七里ガ浜も少し歩く。由比ガ浜よりも商売っ気を出している店ばかりで、あまり歩くには向いてないようだ。
今度は終点の鎌倉へ向かう。行ったり来たりすることになったので600円の江ノ電フリーパス買ったのは正解だった。鎌倉で降りてSPINGLE MOVEへ。また靴か。路面店ということで期待していたが、思ったよりも小さかった。しかしSPINGLE MOVEのスニーカーだけを見れる空間というのはすごく良い。Moonstarのスニーカーに傾いていたが、SPINGLE MOVEとPatrickだけで生きていくのも良さそうとも思い始めている。
ようやく目的の神奈川県立近代美術館・鎌倉館へ。建物自体の保存は決まったものの美術館ではなくなるようで、今開催中のものが最後の展覧会になるそうだ。展示は所蔵品をノンジャンルでずらっと並べたもので、あまり考えずに見れた。展覧会らしくはなかったけれど、これはこれで……というところだ。Part 1と2も行けば良かった。
江ノ電フリーパスを持っていると100円引きで入館できる。年明けまでやっており、11/03は無料で中に入れるようだ。新館が閉鎖されており、入れなかったのが残念だ。
最後に鶴岡八幡宮を見にいって、鎌倉駅から帰途へ。表参道はいつ頃完成するんだろうか。完成の暁には、ぜひ桜の季節に行きたい。
ただ歩いただけだったが楽しかった。鎌倉館へ向かう途中に通った小町通りも、あれはあれで手軽に観光地感を味わえて面白い。