エンバーミングはまだマイナーなようだが、父親の葬儀ではやってもらった。日本では全国統一価格らしく、画像の通り12万円+オプション費用(散髪とからしい)だ。結構な値段はするものの私(や家族)の感想としてはやってもらって良かったというものになった。ただコッテコテにやりすぎてもめるとかもあるらしい。
身近な人が死ぬと金の価値みたいなものを考えさせられる。葬式関係に限らず様々な形でジャブジャブと金を使うことになるが、同時によくわからない形で金が入ってきたりもする。こういった時期の金の出入りとは折り合いをつけるのはとても難しい。金は金なのに何らかの意味があるように感じてしまうからだ。よく言われるように折り合いをつけるには時間しかないのだけど、それぞれに時間制限があってどうにもならない。
そんなこんなで2015年には色々請求書を見ることになった。そのベスト・オブ・請求書が葬式の請求書で、その項目の中ではエンバーミングの値段がベストだった。そういうわけでこの記事は2015 Advent Calendar 2015へと捧げられている。