トライアローグ:横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館 20世紀西洋美術コレクション。

横浜美術館へトライアローグを見に行った。ここはこの展覧会が終わると改修(2年間!)に入ると聞いたので、あまり惹かれなかった内容だったが、見ておきたかった。近場でお出かけ欲を満たせそうという目論見もあった。展覧会は現代美術の教科書のような構成で、時系列で作品が並んでいるだけと、面白くはなかった。それでも好きなフランシス・ベーコンが2つ見れたので十分という感じだ(感想はこれで終わり)。

丸い塔の壁はグレーの四角い模様で覆われ、頂点付近には一周するように四角い小窓が並んでいる。
横浜美術館裏口の上層部

みなとみらいに少し早めに着くようにして、横浜美術館の外側をぐるっと回る。見納めになったりしたら悲しい。一方でカジノになったら面白いなとか、雑なことを考えてしまった。この裏口の上層部はVIPルームにしてほしい。

長い木の板を円形になるようつなげ、丸い木の脚がついているテーブル兼ベンチ。
ブルーボトルコーヒーみなとみらいカフェ前

一周回ってから新しくできたブルーボトルコーヒーを見に行った。椅子やテーブルに使われているという、カリモクの家具は、あまり好みじゃなかった。色合いは好きな木の色だけど、どこもかしこも丸みを帯びていて落ち着かない。

赤黄緑橙の太い配管が、駅の天井を貫いている。
みなとみらい駅の天井

展覧会を見た後は、ちょっとだけマークイズみなとみらいを見てから、横浜に戻り、昼ごはんにした。カンパーニュがおいしかったCIALのパン屋でサンドイッチのセットを買い、上のブルーボトルでカフェラテを買い、6階のテラスで食べた。サンドイッチは、ハムとパルミジャーノっぽいチーズをバゲットに挟んだものと、ゆで卵とサラミを柔らかめのパンに挟んだものだった。それにサラダ、マンゴーのパイで950円とそこそこだ。味もそこそこだ。マンゴーを食べると痒くなるので、パイは家族のお土産にした。

JRのホーム、高速道路、その奥にそごうやベイクォーターが見え、その先には海も見える。
ニュウマン横浜の6階テラスから

テラスで食事はみんな考えていたようで、わらわら人がいた。テラスからは、JRの駅を見下ろして、奥にそごうとベイクォーターが見え、その向こうはほぼ海だ。高い建物が遠く、水平線も見え、見晴らしは悪くない。風通しもいいし、ベンチは多いし、緑も多いし、あたたかいし、他人とは2m以上離れるし、大丈夫そうだった。ゴミ箱がないので、ちょっと困る、くらいだ。


この日はルミネカードで10%オフの最終日だった。ニュウマンもルミネもなかなかの込み具合で、早々に退散し、浅野屋のバゲットを買いに行ったら、取り扱いがなくなっていた。Hokuoでも春ごろになくなったし、ポンパドゥールでもたまに買えなかったり、バゲット難民になりそうだ。そごうのメゾンカイザーに行くのが面倒だったので、DEAN & DELUCAでチャバタっぽい長いやつを買った(おいしかった)。

最後にクイーンズ伊勢丹でフリーデンの生ベーコンを買おうとしたら、品切れで翌日の入荷だった。悲しい。とぼとぼ帰る。


フランシス・ベーコンは、年明けから神奈川県立近代美術館・葉山館でやる予定なので、こっちに大きな期待を寄せている。葉山館に行くのも久しぶりなので楽しみだ。