以前記事を書いてより毎号WEB+DB PRESSをいただいているが、感想を書いてなくて申し訳ない。謝罪から始めたが、11/24発売の第89号に載っていた@kazuhoによる速習HTTP/2という記事が非常に良かった。これはフロントエンド側の人からもっとデザイナーよりの人にまでも薦めることのできるHTTP/2の入門記事だと感じた。
もう結構な量が観測されるHTTP/2についての記事やページは、やはりサーバーを管理する人やネットワーク知識が豊富な人向けのものが多く、出てくるキーワードからなかなかの敷居の高さを演出してくる。それでも必要ではありそうなので頑張って読むが、もちろん僕をはじめとしたフロントエンド側の人に向けて書かれているわけではないので、ちゃんとは理解できない。それぞれの記事で20%くらいわかるというのを繰り返すことで少しずつ分かってきた……つもりという程度のものだった。この辺りはあまり変わらないのではないかと思う。
記事の内容についてはそれほど長くもない(10ページ)こともあり、特に触れないこととするが、冒頭だけ引用する。
本稿では、その背景とHTTP/2の機能、利点、使い方、および今後について解説します。
まさにこれで、これらが専門的なキーワードのわかりやすい説明とともに書き進められている。この記事を読んだ後、フロントエンド側の人でも自らHTTPS化と同時にHTTP/2化を働きかけるようになるのではないか、というくらいHTTP/2のパワーと可能性を十二分に伝えきっている。
第89号では第一特集でChromeのデベロッパー・ツールを、そして第三特集では様々なフォームの改善方法をそれぞれ取り上げている。そういう意味でもフロントエンド側の人間に多くの学びがある号だと言えるだろう。是非手に取ってみてほしい。